エブリー(607A)IPOは買い?|デリッシュキッチン・リテールメディア・黒字転換の業績と初値予想を独身おじさんが検証 / FIRE計画 迷走IPOルート25日目

独身一人暮らしのコンパクトなキッチンで、レシピアプリを見ながら楽しそうに料理を作るメガネおじさんを描いた、実写風・青基調のアイキャッチ画像 IPO日記

独身おじさんのIPO日記、今回検討するのは「株式会社エブリー(607A)」です。

エブリーと聞いても、会社名だけではピンと来ない方もいるかもしれません。
でも、「デリッシュキッチン」と聞けば、かなり身近に感じる人も多いのではないでしょうか。

料理動画。レシピアプリ。献立。買い物。スーパーの店頭サイネージ。食品メーカー向け広告。小売向けDX。食生活データ。エブリーは、単なるレシピ動画メディア企業ではありません。
デリッシュキッチン」を中心に、ユーザー、食品メーカー、小売流通をつなぐ「食生活プラットフォーム企業」という見方ができます。

IPOとして見ると、かなり分かりやすい案件です。知名度があります。生活に近いサービスです。月間利用者数も大きいです。食、広告、DX、リテールメディア、データ活用というテーマ性もあります。
さらに、直近では黒字転換しています。

一方で、気になる点もあります。売出株数が多い。ベンチャーキャピタル系株主の出口感もあります。
直近黒字とはいえ、過去は赤字が続いていました。広告・DX系ビジネスなので、成長期待と実績の見極めも必要です。

つまり、エブリーIPOは、「知名度とテーマ性は強いが、売出の多さと黒字化の持続性は確認したいIPO」という印象です。

今回は、エブリー(607A)IPOについて、事業内容、業績、公開規模、幹事証券、初値予想、公募割れリスクを、40代独身おじさんのFIRE目線で整理していきます。

なお、本記事は特定のIPOへの申込や購入を推奨するものではありません。IPO投資には公募割れ、価格変動、流動性低下、上場後の急落などのリスクがあります。最終的な投資判断は、ご自身の資金状況、投資目的、リスク許容度を踏まえて行ってください。

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エブリーIPOの結論

最初に、私の結論です。エブリー(607A)IPOは、「参加」します。
ただし、「初値高騰を過度に期待するというより、知名度・低単価・黒字転換を評価して申し込む案件」です。
評価をざっくり整理すると、こんな感じです。

項目評価
IPO参加方針参加
期待値B前後
初値妙味中程度
公募割れリスク低〜中程度
事業の分かりやすさ高い
テーマ性食生活プラットフォーム、リテールメディア、データDX
気になる点売出株数の多さ、黒字化の持続性、VC保有株の存在

個人的には、これは見送り寄りではなく、「申し込み寄り」です。

理由は、まず必要資金が軽いからです。想定発行価格は230円なので、100株なら2.3万円です。
IPO投資では、必要資金が軽い案件は個人投資家が参加しやすくなります。
もちろん、それだけで初値が上がるわけではありません。
ただ、資金負担が軽いIPOは、心理的には申し込みやすいです。

また、エブリーはサービス内容が分かりやすいです。
デリッシュキッチン」を中心に、レシピ動画、食生活データ、食品メーカー向け広告、小売店頭サイネージ、リテールメディアを展開する企業。この説明は、個人投資家にもかなり伝わりやすいです。

IPOでは、事業内容の分かりやすさは大事です。
何をやっている会社なのか分からない。収益源が見えにくい。将来性を説明しにくい。
こういう会社よりも、生活に近く、サービス名に知名度があり、成長テーマがある企業の方が、個人投資家の関心を集めやすいと思います。

一方で、売出株数は多めです。公募1,105,300株に対し、売出4,815,100株、オーバーアロットメント888,000株です。
つまり、IPOとしては新規資金調達だけでなく、既存株主の売出色も強い案件です。ここは少し冷静に見る必要があります。

結論としては、「参加」。ただし、初値2倍・3倍を狙うような爆発案件ではなく、「堅実な初値上昇を期待する案件」という位置づけで考えます。

エブリーってどんな会社?

エブリーは一言でいうと、「デリッシュキッチンを中心に、食生活プラットフォームを運営する会社」です。
主力サービスは、レシピ動画メディアの「デリッシュキッチン」です。
料理動画やレシピアプリとして知っている人も多いと思います。

ただ、エブリーのビジネスは、単なるレシピ配信ではありません。
ユーザー向けには、レシピや献立、食事、健康、買い物に関する情報を提供します。
食品メーカー向けには、広告ソリューションやマーケティング支援を提供します。
小売流通向けには、店頭デジタルサイネージやDX支援を展開します。

つまり、エブリーは、「生活者」、「食品メーカー」、「小売流通」、この3者をつなぐプラットフォームです。

相手先提供している価値
生活者レシピ、献立、食事、健康、買い物体験の支援
食品メーカー広告配信、マーケティング支援、販売促進、効果可視化
小売流通店頭サイネージ、販促支援、DX、購買データ活用

普通に見ると、デリッシュキッチンは「レシピアプリ」です。
でも、IPO目線で見ると、エブリーは「食のデータと広告・販促をつなぐ会社」です。

料理レシピを見た人が、どんな食材に興味を持っているのか。どんな献立を探しているのか。どんな商品と相性がいいのか。店頭でどう購買行動につながるのか。
こうした食生活行動データを活用し、食品メーカーや小売企業向けのマーケティングソリューションにつなげています。

個人投資家向けにかなり簡単に言えば、「デリッシュキッチンで集めたユーザー接点と食データを、広告・販促・小売DXに展開している会社」という理解でよいと思います。

デリッシュキッチンの規模感

エブリーの強みは、やはりデリッシュキッチンのユーザー基盤です。
目論見書では、デリッシュキッチン関連の主要KPIとして、以下のような数字が示されています。

KPI内容
MAUアプリ・ウェブ合算で3,100万超
SNSフォロワー数1,300万超
プロコンテンツ数57,000本超
レシピ評価4.4 / 5.0
店頭デジタルサイネージ設置台数11,000台超

この数字を見ると、単なる小規模アプリではありません。
レシピ動画メディアとしてのユーザー接点があり、SNSの拡散力もあり、店頭サイネージの展開もあります。

特にIPO目線で見たいのは、「オンラインとオフラインの両方に接点があること」です。
オンラインでは、アプリ、ウェブ、SNSがあります。
オフラインでは、スーパーなどの店頭サイネージがあります。
レシピを見て終わりではなく、食品メーカーの商品訴求や、小売店舗での購買促進に接続できる点が、エブリーのビジネスとしての面白さです。

FIREを目指す独身おじさん目線で言うと、普段の料理動画から、裏側の広告・販促・DXビジネスを考えることになります。
レシピを見る側としては便利なサービス。投資家としては、そこからどれだけ収益につなげられるかを見る。この切り替えがIPO分析では大事です。

エブリーの事業構成

エブリーの売上構成を見ると、中心は「Marketing Solutionビジネス」です。
目論見書では、2025年6月期の売上構成比として、以下のように整理されています。

区分内容売上構成比
Marketing Solutionビジネス広告ソリューション・DXソリューション、メーカー・小売向け74%
Consumerビジネスプレミアム会員サービスなど、ユーザー向け10%
その他受託制作・開発など16%

エブリーは、デリッシュキッチンの知名度から、ユーザー課金アプリの会社に見えるかもしれません。
でも、売上の中心はユーザー課金ではなく、「メーカー・小売向けのMarketing Solutionビジネス」です。

つまり、投資家としては、「レシピアプリの人気があるか」だけでなく、「そのユーザー基盤を広告・販促・DXにどれだけ転換できるか」を見る必要があります。

デリッシュキッチンのユーザー数が大きくても、それだけで利益が出るわけではありません。
広告主や小売企業に対して、どれだけ価値を提供できるかが大事です。
この意味で、エブリーはメディア企業であり、広告企業であり、リテールメディア企業でもあります。

エブリーIPOの基本情報

エブリー(607A)IPOの基本情報は以下のとおりです。

項目内容
会社名株式会社エブリー
証券コード607A
上場市場東証グロース
上場日2026年8月4日
仮条件決定日2026年7月16日
ブックビルディング期間2026年7月17日〜7月24日
発行価格決定日2026年7月27日
購入申込期間2026年7月28日〜7月31日
申込単位100株
想定発行価格230円
想定必要資金2.3万円
主幹事SMBC日興証券

想定発行価格は230円です。100株単位なので、想定必要資金は2.3万円です。
これはかなり軽いです。IPO投資では、必要資金が数十万円になる案件もあります。
それに比べると、エブリーは資金負担がかなり小さい部類です。

少額で申し込めるIPOは、個人投資家にとって参加しやすいです。
ただし、低単価IPOは、上場後に値動きが荒くなることもあります。
株価が低いぶん、数十円の値動きでも割合としては大きくなります。

そのため、当選した場合でも、初値売りをするのか、上場後も保有するのかは事前に決めておいた方がよいです。

公募・売出・吸収金額

次に、公募・売出・オーバーアロットメントを見ていきます。

区分株数想定価格230円ベースの金額
公募1,105,300株約2.54億円
売出4,815,100株約11.07億円
オーバーアロットメント888,000株約2.04億円
合計6,808,400株約15.66億円

OA込みの吸収金額は、想定価格ベースで約15.7億円です。
東証グロースIPOとしては、重すぎる案件ではありません。
むしろ、知名度やサービス規模を考えると、吸収金額だけ見ればそれほど悪くない印象です。

ただし、内訳を見ると、売出が多いです。公募が約110万株。売出が約482万株。OAが約89万株。
売出が公募を大きく上回っています。これはIPOとしては少し気になる点です。

もちろん、売出が多いから必ず悪いわけではありません。
既存株主の整理、資本政策、流動性確保など、さまざまな理由があります。

ただ、個人投資家目線では、売出が多い案件は「既存株主の出口感」が意識されやすいです。
特に、ベンチャーキャピタル系の株主が多い場合、上場後の需給にも注意が必要です。

エブリーIPOの幹事証券

エブリーIPOの主幹事は「SMBC日興証券」です。目論見書上で確認できる引受人は以下のとおりです。

区分証券会社
主幹事SMBC日興証券
幹事証券SBI証券
幹事証券マネックス証券
幹事証券松井証券
幹事証券丸三証券

まずは主幹事のSMBC日興証券が中心です。IPOでは、基本的に主幹事からの申し込みが最優先です。
ただ、ネット証券では、SBI証券、マネックス証券、松井証券が幹事に入っています。これは個人投資家にとってありがたいです。

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エブリーは想定必要資金が2.3万円と軽いため、複数の証券会社から申し込んでも資金負担はそこまで大きくありません。
もちろん、IPOに必ず当たるわけではありません。むしろ、人気化すれば当選確率は低くなります。
それでも、IPOは申し込まなければ当たりません。エブリーのように、知名度があり、必要資金が軽く、ネット証券からも申し込める案件は、参加しやすいIPOだと思います。

エブリーの業績

次に業績を見ます。エブリーは、売上は伸びてきています。一方で、過去は赤字が続いていました。
目論見書ベースの主な業績推移は以下のとおりです。

決算期売上高経常利益又は経常損失当期純利益又は純損失
2021年6月期約20.9億円約△13.7億円約△14.0億円
2022年6月期約24.3億円約△10.0億円約△10.6億円
2023年6月期約25.8億円約△5.4億円約△5.5億円
2024年6月期約33.6億円約△6.4億円約△7.7億円
2025年6月期約42.5億円約△0.3億円約△0.3億円
2026年3月期第3四半期累計約38.3億円約3.2億円約3.2億円

売上高は伸びています。2021年6月期は約20.9億円。2025年6月期は約42.5億円。
ざっくり見ると、売上規模は数年で倍近くになっています。
そして、2026年3月期第3四半期累計では、売上高約38.3億円、経常利益約3.2億円、四半期純利益約3.2億円となっています。

これはプラス材料です。IPOで見たとき、赤字企業より黒字企業の方が安心感はあります。
特に最近のIPO市場では、赤字成長企業に対して慎重な見方をする投資家も多いです。
その点、エブリーは直近で黒字転換しているため、印象は悪くありません。

ただし、ここは冷静に見る必要もあります。過去は赤字が続いていました。
2025年6月期も、経常損失・純損失はほぼトントン近くまで改善していたものの、黒字ではありません。
2026年3月期第3四半期累計で黒字化しているとはいえ、この利益水準が上場後も継続するかは確認が必要です。

つまり、業績面では、「売上成長と黒字転換は評価できるが、黒字化の持続性は今後の確認ポイント」という見方が妥当だと思います。

エブリーIPOの強み

エブリーIPOの強みを整理すると、主に5つあります。

強み内容
知名度の高いサービスデリッシュキッチンの認知度があり、個人投資家にも伝わりやすい
生活に近いテーマ食事、料理、健康、買い物という身近な領域
リテールメディア・DXの成長性食品メーカーや小売向けの広告・販促・DX支援に展開
低単価IPO想定必要資金2.3万円で参加しやすい
直近黒字化2026年3月期第3四半期累計で黒字化している

まず、「知名度」です。デリッシュキッチンは、IPO投資家にも説明しやすいサービスです。
何の会社?」と聞かれて、すぐにイメージできます。これは意外と大事です。
IPOでは、事業内容が分かりやすい会社ほど、個人投資家の関心を集めやすいです。

次に、「生活に近い」テーマです。食事、料理、買い物、健康。これらは景気にかかわらず、人々の生活に関わる領域です。
もちろん、エブリーの収益は広告・DXビジネスの影響も受けます。
ただ、サービスの入口が生活に近い点は、IPOとしての分かりやすさにつながります。

さらに、「リテールメディア」や「小売DX」というテーマもあります。
スーパーなどの店頭で、デジタルサイネージを使って販促する。購買データを活用して広告効果を可視化する。食品メーカーと小売をつなぐ。これは、単なる動画メディアよりも成長余地を感じやすい部分です。

エブリーIPOの気になる点

一方で、気になる点もあります。

気になる点内容
売出株数が多い公募より売出がかなり多く、出口感が意識されやすい
過去は赤字が続いていた直近黒字化しているが、継続性の確認が必要
広告・販促市場の影響を受ける企業の広告予算や小売DX投資に左右される可能性
VC保有株・ロックアップ解除に注意90日・1.5倍解除条件がある株主も存在
低位株ゆえに上場後の値動きが荒くなる可能性株価水準が低いため、数十円の値動きでも変動率が大きい

一番気になるのは、やはり「売出の多さ」です。
IPOは、新しい資金を会社に入れて成長投資に使う公募部分が大きいと、前向きに見られやすいです。
一方で、売出が多いと、既存株主の換金色が強く見えることがあります。
エブリーの場合、公募は約110万株、売出は約482万株です。売出の方がかなり大きいです。

また、ロックアップも確認が必要です。目論見書では、180日ロックアップの株主がいる一方、ベンチャーキャピタル系を含む一部株主には「90日・発行価格または売出価格の1.5倍以上で解除可能」という条件があります。
これは、初値や上場後の株価が大きく上がった場合、将来的な売り圧力として意識される可能性があります。

短期の初値売りだけなら大きな問題にならないかもしれません。
しかし、上場後も保有する場合は、このあたりの需給を見ておきたいです。

初値予想

では、エブリー(607A)の初値をどう見るか。想定発行価格は230円です。
私は、中心レンジとしては、「300円〜380円前後」を見ています。

地合いが良ければ、もう少し上もあり得ます。
一方で、売出の多さや需給の重さが意識されると、控えめな初値になる可能性もあります。

シナリオ初値予想見方
弱い地合い220円〜260円公募近辺。売出多めが意識される展開
通常地合い280円〜350円知名度・低単価・黒字転換が評価される展開
強い地合い380円〜450円デリッシュキッチンの知名度とリテールメディア期待で買われる展開

想定価格230円から見ると、そこそこ上昇余地はあると思います。
ただし、初値が何倍にもなるような超軽量・超人気テーマIPOというより、知名度と需給のバランスを見る案件です。

初値が伸びる材料はあります。デリッシュキッチンの知名度。食生活プラットフォーム。リテールメディア。データ活用。直近黒字化。低単価で個人投資家が参加しやすいこと。
一方で、抑制要因もあります。売出の多さ。VC系株主の存在。広告・DX系ビジネスの評価。直近黒字化の持続性。
そのため、私としては、初値妙味は「中程度」と見ます。

公募割れリスク

公募割れリスクは、「低〜中程度」と見ます。完全に低いと言い切るほどではありません。
売出が多く、過去赤字が続いていた点は気になります。

ただし、想定価格が230円と低く、必要資金が軽いこと、知名度があること、直近黒字化していることを考えると、公募割れリスクは極端に高いとは見ていません。

公募割れリスクを下げる材料公募割れリスクを上げる材料
デリッシュキッチンの知名度売出株数が多い
想定必要資金2.3万円の軽さ過去赤字が続いていた
直近黒字化VC系株主の売り圧力が意識される可能性
リテールメディア・DXのテーマ性広告市場・小売DX投資の影響を受ける
ネット証券からも申し込みやすい上場後の低位株的な値動きに注意

FIRE目線で考えるなら、エブリーIPOは「当たればラッキー枠」として参加するのがよいと思います。
必要資金は軽い。事業内容は分かりやすい。知名度もある。
でも、上場後に長期保有するかは、初値形成と決算を見てからでよい。これくらいの距離感です。

エブリーIPOはどこから申し込むか

エブリーIPOは、まず主幹事の「SMBC日興証券」が中心です。
そのうえで、SBI証券、マネックス証券、松井証券、丸三証券からの申し込みも検討したい案件です。

想定必要資金が2.3万円と軽いため、複数口座で申し込みやすいです。
ただし、IPOは証券会社ごとに申込ルールが違います。事前入金が必要か。抽選方式はどうなっているか。購入申込が必要か。期限はいつまでか。落選後の資金拘束はどうなるか。
このあたりは必ず各証券会社の画面で確認した方がよいです。

▶ 抽選時の事前入金不要。エブリーIPOに備えて松井証券の取扱を確認する

松井証券

今回のように複数のネット証券が幹事に入っている案件では、口座を持っているかどうかで参加機会が変わります。
FIREを目指す人にとって、IPO投資は必須ではありません。でも、申し込むか見送るかを自分で選べる状態にしておくことは大事です。

エブリーIPOの最終判断

最後にまとめます。エブリー(607A)IPOは、個人的には「参加」です。
理由は、知名度、低単価、直近黒字化、リテールメディア・食データDXのテーマ性があるからです。
一方で、売出株数の多さ、過去赤字、VC系株主の存在、ロックアップ解除条件には注意が必要です。

項目判断
事業内容分かりやすい。デリッシュキッチンの知名度あり
テーマ性食生活プラットフォーム、リテールメディア、DX、データ活用
業績売上成長と直近黒字化は評価。ただし継続性は確認
公開規模OA込み約15.7億円で重すぎない
需給面売出多め、VC系株主ありで注意
初値予想中心は300円〜380円前後
参加方針参加。ただし初値高騰を過度に期待しない

エブリーは、個人投資家にも説明しやすいIPOです。

デリッシュキッチン。食生活プラットフォーム。リテールメディア。小売DX。データ活用。黒字転換。
注目されやすいワードも多く、IPOとしての注目度はそれなりにありそうです。

ただ、IPO投資では、会社の知名度だけで判断しないことも大事です。
知っているサービスだから買う。有名だから上がる。少額だから大丈夫。こう決めつけるのは危険です。

エブリーの場合は、「事業の分かりやすさと低単価はプラス材料」、一方で、「売出の多さと黒字化の持続性は注意点」、この両方を見たうえで、私は申し込みます。

FIREを目指す独身おじさんとしては、こういう生活密着型IPOは少し楽しいです。
普段見ているレシピ動画の裏側に、広告、データ、小売DX、リテールメディアというビジネスがある。
そう考えると、IPO投資は単なる抽選ゲームではなく、企業を見る練習にもなります。

ただし、当たるかどうかは別問題です。たぶん、今回も「申し込んで、落ちて、はい次」となる可能性は高いですが、申し込まなければ当たりません。
生活資金や長期投資資金を崩さない範囲で、楽しみとして参加する。IPO投資はそんな距離感で向き合うのがちょうどよいと思います。

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※本記事は、株式会社エブリーの新株式発行並びに株式売出届出目論見書および公開情報をもとに、個人投資家向けに整理したものです。特定の金融商品、銘柄、IPO申込、売買タイミングを推奨するものではありません。IPO投資には公募割れ、価格変動、流動性低下、上場後の急落などのリスクがあります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。

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