独身おじさんのIPO日記、今回検討するのは「ティアフォー(593A)」です。
今回のティアフォーIPOは、かなり注目度の高い案件です。
自動運転。Autoware。レベル4。オープンソース。地方交通。ロボタクシー。
テーマだけ見ると、かなり夢があります。
ティアフォーは、「自動運転の民主化」を掲げ、自動運転向けオープンソースソフトウェアであるAutowareを軸に、自動運転システムの開発、実装、車両販売、運行管理、ソフトウェアライセンスなどを展開している会社です。
自動運転というと、どうしても未来の話に見えます。でも、ティアフォーは単なる研究開発企業ではありません。
全国の自治体や交通事業者、OEM、Tier1サプライヤーなどと関わりながら、自動運転車両の実証・実装を進めている会社です。
一方で、IPOとして見ると注意点もかなりあります。
赤字です。研究開発費が重いです。吸収金額も大きいです。
海外募集を含むグローバルオファリングです。VCなど既存株主の売出もあります。
つまり、ティアフォーIPOは、かなり分かりやすく言うと、「夢は大きい、テーマ性は強い、でも赤字と需給は重い」、こういうIPOです。
今回は、ティアフォー(593A)IPOについて、申し込むべきか、初値期待はどれくらいか、公募割れリスクはあるのか、どこから申し込むべきかを、40代独身おじさんのFIRE目線で整理します。
なお、この記事は特定銘柄の購入を推奨するものではありません。IPOには公募割れ、初値形成後の株価下落、需給悪化、地合い悪化などのリスクがあります。最終判断は、目論見書、訂正目論見書、仮条件、公開価格、上場前後の市場環境を確認して行ってください。
ティアフォー(593A)IPOの結論
最初に、独身おじさんの結論から言います。
ティアフォー(593A)IPOは、「参加。ただし大型赤字IPOなので慎重参加」で考えます。
| 判断項目 | 評価 |
|---|---|
| 申込判断 | 参加。ただし大型赤字IPOなので慎重参加 |
| 期待値 | B+前後 |
| 初値妙味 | 中程度 |
| 公募割れリスク | 低〜中。ただし地合い悪化時は注意 |
| テーマ性 | かなり強い |
| 需給 | 重い |
| 業績 | 売上成長は強いが赤字継続 |
| 想定価格 | 1,015円 |
| 想定必要資金 | 10.15万円 |
| 独身おじさん目線 | 夢はあるが、全力で突っ込むIPOではない |
これは、かなり悩ましいIPOです。自動運転というテーマは強いです。
Autowareという独自性もあります。政策面の追い風もあります。
国内外の機関投資家が関心を持ちやすいストーリーもあります。このあたりは、かなりプラスです。
一方で、赤字は大きいです。研究開発や事業基盤整備のために、かなりお金を使っています。
また、グローバルオファリングで吸収金額も大きく、軽量IPOのような需給の軽さはありません。
なので、私の判断はこうです。
- 申し込んでも、初値爆上げを前提にはしない
- 無理に枚数を取りにいくIPOではない
この距離感がちょうどいいと思います。
ティアフォーってどんな会社?
ティアフォーは、一言でいうと、「自動運転システムの社会実装を目指すテクノロジー企業」です。
中心にあるのが、Autowareです。Autowareは、自動運転向けのオープンソースソフトウェアです。
ティアフォーは、このAutowareに自社技術を組み合わせることで、さまざまな車両や用途に対応する自動運転システムを展開しています。
自動運転というと、乗用車やロボタクシーをイメージしがちです。
でも、ティアフォーの対象はそれだけではありません。
バス。シャトル。タクシー。大型トラック。特殊用途車両。配送ロボット。小型牽引車両。
こうした幅広い車両への自動運転システム実装を目指しています。
事業は大きく3つに分かれます。
| 事業区分 | 内容 | 2025年9月期売上高 |
|---|---|---|
| モビリティサービス | 自動運転車両を地方公共交通などに導入 | 22.6億円 |
| デベロップメントサービス | OEM向け自動運転システムの開発・ライセンス提供 | 13.3億円 |
| ソリューションサービス | ツール、データ、ノウハウをエコシステムパートナーに提供 | 28.1億円 |
この3つを見ると、ティアフォーは単なるソフトウェア会社ではありません。
自動運転車両を売る。自動運転システムを開発する。OEMの量産に関わる。運行管理や保守も行う。パートナー向けにソリューションを提供する。かなり広い範囲をカバーしています。
つまり、ティアフォーは、「自動運転のソフトウェア企業であり、社会実装企業でもある」と見ると分かりやすいです。
ティアフォー(593A)IPOの基本情報
ティアフォー(593A)IPOの基本情報は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社ティアフォー |
| 証券コード | 593A |
| 上場市場 | 東証グロース |
| 上場日 | 2026年7月22日 |
| 仮条件決定日 | 2026年7月6日 |
| ブックビルディング期間 | 2026年7月6日〜7月10日 |
| 発行価格決定日 | 2026年7月13日 |
| 購入申込期間 | 2026年7月14日〜7月17日 |
| 申込単位 | 100株 |
| 想定価格 | 1,015円 |
| 想定必要資金 | 10.15万円 |
想定価格は1,015円です。100株なら、必要資金は約10.15万円です。
資金負担だけを見ると、個人投資家でも申し込みやすい水準です。
ただし、今回のIPOはサイズが大きいです。
必要資金が軽いからといって、需給が軽いわけではありません。ここは勘違いしない方がよいと思います。
公募・売出・吸収金額
今回のティアフォーIPOは、国内募集、海外募集、国内売出、オーバーアロットメントによる売出を含むグローバルオファリングです。
| 区分 | 株数 | 想定価格1,015円ベースの金額 |
|---|---|---|
| 国内募集 | 8,828,900株 | 約89.6億円 |
| 海外募集 | 8,620,700株 | 約87.5億円 |
| 国内売出 | 3,968,400株 | 約40.3億円 |
| オーバーアロットメント | 3,212,700株 | 約32.6億円 |
| 合計 | 24,630,700株 | 約250.0億円 |
OA込みのグローバルベースの吸収金額は、想定価格ベースで約250億円です。
これは大きいです。東証グロースIPOとしては、かなり大型の部類です。
ただし、見方は少し分ける必要があります。
海外募集も含まれているため、国内個人投資家だけで全体を受け止めるIPOではありません。
海外投資家、機関投資家の需要も重要になります。
今回のIPOで見るべきなのは、単純な吸収金額だけではありません。
「自動運転という大型テーマに、国内外の投資家がどれだけ需要を出すか」、ここが一番大事だと思います。
| 見方 | ティアフォーIPOの印象 |
|---|---|
| 吸収金額 | かなり大きい |
| テーマ性 | 自動運転・レベル4・Autowareで強い |
| 売上成長 | 強い |
| 利益面 | 赤字継続 |
| 海外募集 | 海外投資家需要が重要 |
| 初値形成 | テーマ人気と需給の綱引き |
これは軽量IPOではありません。でも、ただ重いだけのIPOでもありません。
テーマ性がかなり強いので、通常の赤字グロースIPOよりは関心を集めやすいと思います。
資金使途は研究開発・量産体制・組織拡張
ティアフォーの資金使途は、かなり分かりやすいです。
調達資金は、主に研究開発、量産・事業拡張、組織拡張に使う予定です。
| 資金使途 | 予定金額 | 内容 |
|---|---|---|
| 研究開発費 | 8,700百万円 | AI技術、自動運転専用半導体などの開発投資 |
| 量産・事業拡張費 | 7,200百万円 | サプライチェーン構築、車載ユニットのコスト低減、製造・調達体制の強化 |
| 組織拡張費 | 3,403百万円 | エンジニア採用、サプライチェーン管理、グローバル事業運営、コーポレート機能強化 |
これは成長投資としてはかなり前向きです。
借入金返済が中心というより、自動運転技術の高度化、量産に向けた体制整備、人材採用に資金を使う形です。
IPOで調達した資金を、将来の事業拡大に使うという意味では、ストーリーは分かりやすいです。
ただし、裏返すと、まだまだお金がかかる会社ということでもあります。
自動運転は、ソフトウェアだけで完結する事業ではありません。
車両、センサー、半導体、実証実験、規制対応、安全性検証、運行管理、保守まで関わります。
だからこそ、研究開発費も組織拡張費も重くなります。ここは夢と現実の両方を見る必要があります。
「成長投資としてはプラスだが、黒字化までの道のりは軽くない」、これが資金使途を見た印象です。
主幹事・幹事証券とどこから申し込むか
ティアフォーIPOは、共同主幹事が3社あります。
共同主幹事は、「三菱UFJモルガン・スタンレー証券」、「モルガン・スタンレーMUFG証券」、「SMBC日興証券」です。
引受人としては、以下の証券会社が確認できます。
| 証券会社 | 申込方針・見方 |
|---|---|
| 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 共同主幹事。最優先で確認したい |
| モルガン・スタンレーMUFG証券 | 共同主幹事。機関投資家色が強い |
| SMBC日興証券 | 共同主幹事。個人投資家も確認したい |
| 大和証券 | 大手幹事。口座があれば確認候補 |
| 野村證券 | 大手幹事。口座があれば確認候補 |
| みずほ証券 | 大手幹事。口座があれば確認候補 |
| SBI証券 | ネット申込しやすく、落選でもIPOチャレンジポイント狙い |
| マネックス証券 | 幹事入り。ネットIPO用の補助口座として確認候補 |
| 楽天証券 | 幹事入り。口座があれば確認候補 |
| 松井証券 | 幹事入り。補助口座として確認候補 |
| 岩井コスモ証券 | IPO用口座として確認候補 |
| 水戸証券 | 口座保有者向け |
| 岡三証券 | 幹事。口座があれば確認候補 |
| 東海東京証券 | 幹事。IPO用口座として確認候補 |
今回のIPOは、共同主幹事の3社がまず重要です。
ただ、個人投資家としては、ネット証券からの申し込みも確認したい案件です。
特に、マネックス証券、楽天証券、松井証券が幹事に入っている点は見逃せません。
ティアフォーは注目度が高いIPOです。こういう案件は、主幹事だけでなく、幹事入りしているネット証券も確認しておきたいところです。
ただし、証券口座を増やしすぎると管理が面倒になります。
抽選結果の確認。購入意思表示。資金管理。購入期限。上場日の売却判断。ここを忘れると意味がありません。
独身おじさんとしては、共同主幹事を最優先にしつつ、マネックス証券や松井証券など、管理しやすいネット証券も確認する方針です。
IPO用の証券口座をこれから整理したい方はこちらの記事も参考にどうぞ。
▶ IPOはごちゃごちゃ考えず簡単スタート!|FIRE計画迷走中おじさんの初心者向け証券会社4選 / FIRE計画の羅針盤
ティアフォーの実績はどうか
ティアフォーは、赤字企業ではあります。ただし、事業実績がない会社ではありません。
目論見書ベースでは、すでに全国規模で実証・実装実績があります。
| 指標 | 内容 |
|---|---|
| 2025年9月期連結売上高 | 64.1億円 |
| 2022年9月期〜2025年9月期売上高CAGR | +75% |
| 実証実験・実装地域数 | 39都道府県/127地域 |
| テスト走行距離 | 約46.9万km |
| 協業OEM/Tier1 | 18社 |
| 公道における人身事故数 | 0件 |
| エンジニア数 | 307人 |
| Autowareへの貢献者数を含むエンジニア数 | 716人 |
売上成長はかなり強いです。また、自動運転というテーマで、全国規模の実証・実装実績がある点は大きいです。
自動運転は、机上のソフトウェアだけでは評価しにくい分野です。
実際の道路、実際の車両、実際の自治体、実際の交通事業者との取り組みが重要になります。
その意味で、39都道府県・127地域という実績は、ティアフォーの大きな特徴です。
一方で、赤字が続いている点はしっかり見たいです。
業績は売上成長が強い一方で赤字継続
ティアフォーの業績は、売上だけ見るとかなり伸びています。ただし、利益面では赤字が続いています。
| 決算期 | 売上高 | 経常損失 | 親会社株主に帰属する当期純損失 |
|---|---|---|---|
| 2024年9月期 | 3,871百万円 | △4,834百万円 | △4,834百万円 |
| 2025年9月期 | 6,410百万円 | △5,504百万円 | △4,799百万円 |
| 2026年9月期中間 | 4,369百万円 | △2,385百万円 | △2,470百万円 |
売上は伸びています。2025年9月期の連結売上高は64.1億円です。2026年9月期中間でも43.7億円まで来ています。
ただし、赤字幅も大きいです。研究開発活動や事業基盤整備に伴う先行投資が重く、営業キャッシュ・フローもマイナス、ここがティアフォーIPOの最大の悩みどころです。
テーマ性は強い。売上成長も強い。でも赤字も大きい。これは、典型的な「期待先行型の大型グロースIPO」です。
FIRE目線では、初値狙いと長期投資を分けて考えたいです。初値狙いなら、テーマ性と需給を見ます。
長期保有なら、黒字化の時期、資金繰り、売上総利益率、研究開発費、量産フェーズへの移行を見たいです。
同じIPOでも、初値売りと長期保有では見るポイントが違います。
成長ストーリーはかなり大きい
ティアフォーの成長ストーリーは、かなり分かりやすいです。自動運転は、単なる便利技術ではありません。
地方交通の維持。ドライバー不足。物流の効率化。高齢化社会。公共交通の担い手不足。商用車・特殊車両の自動化。こうした社会課題とつながっています。
ティアフォーの成長テーマは、大きく3つです。
| 成長テーマ | 見方 |
|---|---|
| レベル4自動運転の社会実装 | 限定条件下での無人自動運転に向けた政策・規制の追い風がある |
| OEM・Tier1との共同開発 | 量産車向け自動運転システムの開発・ライセンス提供に期待 |
| Autowareエコシステム | オープンソースを軸にした技術基盤とパートナー網が特徴 |
特に重要なのは、「レベル4自動運転」です。レベル4は、特定条件下でシステムが運転操作を担う自動運転です。
日本でも制度面の整備が進んでおり、政府目標として自動運転サービス車両数の拡大が掲げられています。
この流れに乗れるなら、ティアフォーの成長余地は大きいです。ただし、自動運転は簡単な市場ではありません。
技術開発に時間がかかります。安全性の検証が必要です。規制対応も必要です。
量産フェーズに入るには、コスト低減やサプライチェーン構築も重要になります。
夢は大きいです。でも、夢を実現するには時間と資金がかかります。ここを冷静に見たいです。
プラス材料
ティアフォーIPOのプラス材料を整理します。
| プラス材料 | 内容 |
|---|---|
| 自動運転テーマが強い | IPO市場で注目されやすい大型テーマ |
| Autowareという独自性 | オープンソースを軸にした自動運転エコシステムが特徴 |
| 売上成長が強い | 2025年9月期売上高は64.1億円まで拡大 |
| 全国規模の実証・実装実績 | 39都道府県、127地域の実績がある |
| 政策の追い風 | レベル4自動運転や地方交通課題と相性がよい |
| 海外募集あり | 海外投資家需要が入れば需給を支えやすい |
| ネット証券も幹事入り | 個人投資家も申し込みやすい |
個人的に一番良いと思うのは、「テーマがかなり分かりやすい」点です。
自動運転は、AI、ロボティクス、半導体、地方交通、物流、人手不足とつながります。投資家に説明しやすいテーマです。
また、ティアフォーは単なる「夢だけの会社」ではなく、売上もすでにあります。実証・実装地域も広がっています。
赤字ではありますが、事業が動いている実感はあります。ここは大きなプラスです。
マイナス材料・注意点
一方で、注意点もかなりあります。
| マイナス材料・注意点 | 内容 |
|---|---|
| 赤字継続 | 研究開発・事業基盤整備の先行投資が重い |
| 吸収金額が大きい | OA込みグローバルベースで約250億円 |
| 時価総額が大きい | 想定価格ベースで600億円台規模 |
| 黒字化時期が見えにくい | PERでは評価しにくい |
| 自動運転の実用化リスク | 技術・安全性・規制・社会受容性の壁がある |
| 競争が激しい | 国内外の自動車メーカー、IT企業、スタートアップと競争 |
| VC等の売出あり | 既存株主の出口色も一定程度ある |
最大の注意点は、やはり「赤字と需給」です。
売上は伸びています。テーマも強いです。でも、赤字幅は大きいです。
また、吸収金額も大きいです。小型IPOのように、需給だけで軽く飛ぶタイプではありません。
ティアフォーIPOは、人気化する可能性はあります。でも、地合いが悪ければ重さが目立つ可能性もあります。
「テーマ人気で買われるか、大型赤字IPOとして警戒されるか」、ここが初値の分かれ道だと思います。
ロックアップはどうか
ロックアップも確認しておきたいところです。
目論見書では、売出人、大株主、貸株人、主要株主などについて、上場日を含む180日目までのロックアップが確認できます。
| 項目 | 見方 |
|---|---|
| ロックアップ期間 | 180日中心 |
| 対象 | 売出人、大株主、貸株人、主要株主など |
| 初値への影響 | 上場直後の大株主売却圧力を抑える材料 |
| 注意点 | ジョイント・グローバル・コーディネーターの裁量で解除される可能性あり |
180日ロックアップは、短期需給としては悪くありません。
上場直後に大株主がすぐ大量売却するような印象は抑えられます。
ただし、ロックアップは絶対ではありません。
また、上場後しばらく経つと、ロックアップ解除や新株予約権の行使による売り圧力も意識されます。
初値狙いでは一定のプラス材料です。長期保有では、ロックアップ解除後の需給も見たいところです。
想定価格ベースのバリュエーション
ティアフォーは赤字企業なので、PERでは評価しにくいです。想定価格1,015円を前提に、ざっくり見ておきます。
| 指標 | 想定価格1,015円ベース |
|---|---|
| 想定時価総額 | 約645億円 |
| OA分の第三者割当まで含めた時価総額目安 | 約677億円 |
| 2025年9月期売上高 | 64.1億円 |
| 売上高倍率の目安 | 約10倍前後 |
| PER | 赤字のため算定しにくい |
赤字グロース企業としては、やはり高い評価がついています。
ただし、自動運転というテーマ性、売上成長、政策の追い風、海外投資家需要を考えると、単純に割高と切るのも難しいです。
ここは、投資家がどこまで将来価値を見に行くかです。
- 自動運転の社会実装が進む
- OEMとの量産プロジェクトが拡大する
- Autowareエコシステムが広がる
- ソフトウェアライセンスや運行管理が収益化する
このストーリーを信じるなら、現在の赤字を先行投資として評価できます。
一方で、黒字化が遅れる、研究開発費が膨らむ、量産化が進まない、競争が激化するとなれば、評価は厳しくなります。
ティアフォーは、安さで買うIPOではありません。「未来の自動運転市場への期待を買うIPO」です。
ティアフォーIPOの初値予想
ティアフォー(593A)IPOの初値期待は、個人的には「B+前後」です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| テーマ性 | A |
| 成長性 | A |
| 売上成長 | A- |
| 業績利益面 | C |
| 需給 | C |
| 吸収金額 | 重い |
| 初値期待 | B+前後 |
| 公募割れリスク | 低〜中 |
想定価格1,015円を前提にすると、初値イメージはざっくり以下です。
| 地合い | 初値イメージ |
|---|---|
| 弱い地合い | 950円〜1,100円前後 |
| 普通の地合い | 1,150円〜1,350円前後 |
| 良い地合い・自動運転テーマ人気化 | 1,400円〜1,700円前後 |
私の中心イメージは、「1,150円〜1,400円あたり」です。
自動運転テーマが強く評価されれば、もう少し上もあります。
一方で、地合いが悪いと、大型赤字IPOとして重さが意識される可能性があります。
初値2倍を当然のように期待するIPOではありません。
ただし、テーマ性の強さを考えると、普通の赤字グロースIPOよりは参加しやすい印象です。
独身おじさんの結論
独身おじさんの結論です。
ティアフォー(593A)IPOは、「参加。ただし大型赤字IPOなので慎重参加」です。
| 判断項目 | 結論 |
|---|---|
| 申込判断 | 参加。ただし慎重参加 |
| 期待値 | B+前後 |
| 初値妙味 | 中程度 |
| 公募割れリスク | 低〜中 |
| 主な確認先 | 共同主幹事+ネット証券幹事 |
| 独身おじさん目線 | 夢はあるが、全力ではなく楽しむ距離感で参加 |
理由はシンプルです。自動運転テーマは強いです。
Autowareという独自性があります。全国規模の実証・実装実績があります。
政策の追い風もあります。海外投資家需要も期待できます。
一方で、赤字です。吸収金額も大きいです。時価総額も大きめです。
黒字化までの道のりは簡単ではありません。
つまり、これは「安全なIPO」ではありません。でも、「夢のあるIPO」です。
FIRE目線では、こういうIPOこそ距離感が大事です。
当たればうれしい。外れても追いかけすぎない。初値売りと長期投資を分ける。
セカンダリーで買うなら、決算と黒字化の道筋を確認する。この姿勢で見たいと思います。
個人的には申し込みますが、全力で取りに行くというより、IPO投資の楽しみとして参加する案件です。
まとめ
ティアフォー(593A)IPOは、2026年の中でもかなり注目度の高いIPOになりそうです。
自動運転。Autoware。レベル4。地方交通。OEM連携。海外展開。テーマ性はかなり強いです。
売上も伸びています。全国規模の実証・実装実績もあります。
自動運転という大きな社会課題に向き合っている会社です。
一方で、赤字継続、研究開発費、吸収金額の大きさ、グローバルオファリングの重さはしっかり見る必要があります。
これは、軽量IPOではありません。黒字安定IPOでもありません。
「未来への期待を買う大型赤字グロースIPO」です。
独身おじさんの判断は、「参加」です。ただし、「期待しすぎない」。
全力で突っ込まない。初値売りと長期保有を混同しない。この距離感で行きます。
想定価格1,015円ベースなら、中心イメージは「1,150円〜1,400円」あたり。
自動運転テーマが強く評価されれば、さらに上もあります。
ただし、地合いが悪ければ公募価格近辺もあり得ます。
夢はあります。でも、FIREを目指す独身おじさんとしては、夢だけで資産を張りすぎない。
このバランスを守りながら、ティアフォーIPOは楽しみに申し込みたいと思います。
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※本記事は、株式会社ティアフォーの目論見書等をもとに作成しています。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。



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