独身おじさんのIPO日記、今回検討するのは「オリバー(619A)」です。
オリバーは、ホテル、オフィス、レストラン、医療施設、商業施設などの家具やインテリアを手掛けている会社です。
家具を売るだけではありません。インテリアデザイン、空間設計、特注家具、内装施工まで一括して提供する「インテリアソリューション企業」へ事業を広げています。
フォーシーズンズホテル大阪、ヒルトン広島、トヨタ自動車の名古屋オフィス、タリーズコーヒーなどへの納入実績も目論見書で紹介されています。
ただし今回のIPOで最も目を引くのは、事業内容ではありません。
公募株がゼロ。売出株式は6,932万100株。
さらにオーバーアロットメントによる売出しが1,039万8,000株あります。
つまり、新しく株式を発行して会社が成長資金を調達するIPOではなく、「既存株主が大量の株式を売り出すIPO」です。
しかも売出人は、インテグラル4号投資事業有限責任組合、Initiative Delta IV L.P.、Innovation Alpha IV L.P.の3ファンドです。
ここだけを見ると、「ファンドの出口IPOじゃないか」と警戒したくなります。
さらにオリバーは今回が初上場ではありません。旧オリバーは1988年に名古屋証券取引所市場第二部へ上場し、2019年には東証・名証市場第一部へ上場。その後、2021年9月にMBOを実施して上場廃止となりました。
つまり、MBOによる非公開化から約5年を経て市場へ戻ってくる「再上場IPO」です。
一方で、非公開化後の業績を見ると意外としっかりしています。
2025年12月期のIFRSベースでは売上収益350.2億円、営業利益35.4億円、当期利益25.1億円。
2026年6月までの半年間でも売上収益186.5億円、営業利益21.1億円、当期利益14.4億円となっています。
さらに会社は、2026年12月期について配当性向70%を目安、2027年12月期以降も配当性向50%以上を目安に配当金額の維持・増額へ努める方針を示しています。
つまり今回のオリバーIPOは、「大量売出・再上場という弱点」と「黒字・低めの評価・株主還元という強み」をどう見るかがポイントになります。
- オリバー(619A)IPOの結論
- オリバーIPOの初値予想
- オリバーは実は「再上場IPO」
- 家具メーカーから「空間そのもの」を売る会社へ
- ホテルだけではない|売上先はかなり分散
- オリバー(619A)IPOの基本情報
- 公募ゼロ・売出約7,972万株|IPOのほぼ8割が市場へ
- 会社にはIPO資金が入らない
- 主幹事・幹事証券
- オリバーの業績|MBO後に利益はしっかり成長
- 270~305円は安い?|PERは約11~12倍
- 配当性向70%方針は初値の下支えになるか
- ロックアップは180日|価格解除なし
- オリバーIPOのプラス材料
- オリバーIPOのマイナス材料・注意点
- 公募割れリスクは「低~中程度」
- 独身おじさんの最終判断
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オリバー(619A)IPOの結論
現時点では、「参加。ただし初値の大幅上昇は期待しない」で考えます。
| 判断項目 | 評価 |
|---|---|
| 申込判断 | 参加 |
| 期待値 | B-前後 |
| 初値妙味 | 小~中程度 |
| 公募割れリスク | 低~中程度 |
| 事業の分かりやすさ | 高い |
| 業績 | 安定黒字・利益成長 |
| テーマ性 | インテリア、ホテル、オフィス、インバウンド、改装需要 |
| 需給 | かなり重い |
| 最大のプラス材料 | 業績・割安感・株主還元方針 |
| 最大の注意点 | 公募ゼロ・ファンドによる大量売出・再上場 |
初値だけを狙うなら、派手なIPOではありません。公開株数が非常に多く、再上場案件でもあります。
一方で、価格設定にはかなり割安感があります。2025年12月期のIFRSベースEPSは25.20円です。
想定仮条件270~305円ならPERは約11~12倍程度。
売出量の多さを考慮しても、価格が極端に割高という印象はありません。
さらに高めの配当性向を掲げているため、初値を支える材料にはなりそうです。
したがって私は、「大きく儲けるIPO」ではなく、「割安な価格設定が大量売出をどこまで吸収できるかを見るIPO」と考えます。
オリバーIPOの初値予想
現時点で示されている想定仮条件は、「270円~305円」です。
仮に公開価格が上限の305円となった場合、現時点では次のような初値を想定します。
| 地合い | 初値予想 | 見方 |
|---|---|---|
| 弱い地合い | 280円~305円 | 大量売出・再上場・ファンド出口が嫌われる |
| 通常地合い | 305円~330円 | 割安感と業績が需給の重さを吸収する |
| 強い地合い | 335円~365円 | 配当・低PER・機関投資家需要が評価される |
中心予想は、「305円~330円前後」です。
公開価格が305円なら、「公募価格近辺~1割弱程度の上昇」を中心に見ます。
初値2倍などを狙うタイプではありません。
むしろ今回重要なのは、「大量に放出される株式を国内外の投資家がどこまで吸収するか」です。
売出株の一部は欧州・アジアを中心とする海外投資家にも販売される予定で、最終的な国内・海外販売株数は価格決定日に決まります。
海外機関投資家から強い需要が入れば、初値の下支え材料になります。
逆に需要が弱い場合には、公開価格近辺で始まっても不思議ではありません。
オリバーは実は「再上場IPO」
今回のIPOを見るうえで、再上場の経緯は外せません。
旧株式会社オリバーは1988年に名証二部へ上場。2019年には東証・名証一部へ上場しました。
しかし2021年、MBOによって上場廃止となります。
MBOの過程で、株式会社NEXT-Oが旧オリバーの全株式を取得し、その後NEXT-Oが旧オリバーを吸収合併。
NEXT-Oが株式会社オリバーへ商号変更し、現在の会社になっています。
今回の売出人となっているインテグラル系ファンドは、その非公開化に関わった主要株主です。
| 主要株主 | 上場前保有比率 |
|---|---|
| インテグラル4号投資事業有限責任組合 | 43.93% |
| Initiative Delta IV L.P. | 19.16% |
| Innovation Alpha IV L.P. | 16.77% |
| インテグラル株式会社 | 7.17% |
| 大川和昌社長 | 5.04% |
上場前の株主構成を見ると、かなりインテグラル色の強い株主構成です。
そのため、「MBOで非公開化 → 企業価値を高める → 再上場でファンドが株式を売却」というPEファンド案件として見る必要があります。
IPO投資家からすれば、この構図そのものは強い人気材料ではありません。
ただし、「MBO後にちゃんと業績が伸びたのか」を見ると、話は少し変わってきます。
家具メーカーから「空間そのもの」を売る会社へ
現在のオリバーは、単純な家具メーカーではありません。
もともとは木製業務用家具の企画・製造・販売を中心としていました。
現在は、顧客へのヒアリング、インテリアデザイン、空間設計、家具・資材の調達、特注家具、内装施工、納品まで一括して提供しています。
目論見書では、「ワンストップソリューション」と表現しています。
さらに自社で大規模な家具工場を抱えるのではなく、国内外1,000社を超える協力会社ネットワークを使ったファブレス生産体制を構築しています。
案件によって、少量の特注家具、大量生産、高級家具、価格重視の家具などを柔軟に組み合わせられるのが特徴です。
ホテルだけではない|売上先はかなり分散
2025年度の売上割合は、このようになっています。
| 市場 | 売上割合 |
|---|---|
| オフィス・文教・公共 | 30.5% |
| チェーンストア・その他 | 23.2% |
| 宿泊 | 21.8% |
| 商環境 | 13.6% |
| 医療・福祉 | 10.9% |
ホテル需要だけに依存している会社ではありません。
オフィス、医療、福祉、学校、公共施設、飲食店、自動車ディーラーなど、かなり幅広い市場をカバーしています。
そして注目したいのが、改装売上比率60%。さらに、継続顧客売上比率88%という数字です。
新規ホテルが次々建たなければ売上がなくなる会社ではなく、既存施設の改装や既存顧客からの継続受注が大きい。
派手さはありませんが、「景気変動をある程度抑えながら売上を積み上げられる構造」として評価できます。
オリバー(619A)IPOの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社オリバー |
| 証券コード | 619A |
| 上場市場 | 東証スタンダード |
| 上場日 | 2026年9月16日 |
| 仮条件決定日 | 2026年8月31日 |
| ブックビルディング期間 | 2026年9月1日~9月7日 |
| 売出価格決定日 | 2026年9月8日 |
| 購入申込期間 | 2026年9月9日~9月14日 |
| 申込単位 | 100株 |
| 想定仮条件 | 270円~305円 |
| 想定必要資金 | 2.7万円~3.05万円 |
| 共同主幹事 | 野村證券・大和証券 |
野村證券と大和証券が共同主幹事となっています。
100株なら必要資金は3万円前後。金額だけならかなり申し込みやすいIPOです。
ただし、株価が安いから初値が上がりやすいという意味ではありません。
今回のIPOは株数が非常に多いため、金額ではなく「公開規模全体」を見る必要があります。
公募ゼロ・売出約7,972万株|IPOのほぼ8割が市場へ
公開株数を整理します。
| 区分 | 株数 | 287.50円ベースの金額 |
|---|---|---|
| 公募 | 0株 | 0円 |
| 売出 | 69,320,100株 | 約199.3億円 |
| オーバーアロットメント | 10,398,000株 | 約29.9億円 |
| 合計 | 79,718,100株 | 約229.2億円 |
OA込みで、約229億円の売出規模です。
想定仮条件下限270円なら約215億円、上限305円なら約243億円。
東証スタンダードIPOとしてはかなり大きな公開規模です。
しかも発行済株式数は1億株です。
OA込み公開株数7,971万8,100株は、「発行済株式数の約79.7%」に相当します。
ほぼ8割です。これは初値高騰を期待する需給ではありません。
一方で大量に株式が市場へ放出されるため、上場後の流動性は高くなりやすく、機関投資家が参加しやすいという側面もあります。
今回のIPOでは、「株が少なくて買えないから上がる」という需給ではなく、「割安なら大量の株でも機関投資家が買うか」がポイントになります。
会社にはIPO資金が入らない
今回、公募株式はありません。つまりIPOによって新たに発行される株式もなく、売出代金は株式を売却する既存株主へ渡ります。
会社自身が数百億円の成長資金を調達するわけではありません。ここは今回かなり重要です。
IPOの目的を投資家目線で見ると、「資金調達というより既存株主の持分売却と市場流通株式の確保」という性格が強い案件です。
そのため、売出比率の高さは明確なマイナス材料として見ます。
主幹事・幹事証券
引受証券会社は以下のとおりです。
| 区分 | 証券会社 |
|---|---|
| 共同主幹事 | 野村證券 |
| 共同主幹事 | 大和証券 |
| 幹事証券 | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 |
| 幹事証券 | SMBC日興証券 |
| 幹事証券 | SBI証券 |
| 幹事証券 | 楽天証券 |
| 幹事証券 | みずほ証券 |
| 幹事証券 | 東海東京証券 |
| 幹事証券 | 松井証券 |
| 幹事証券 | 岡三証券 |
| 幹事証券 | 岩井コスモ証券 |
| 幹事証券 | 丸三証券 |
まずは共同主幹事の野村證券、大和証券が中心です。
ネット証券ではSBI証券、楽天証券、松井証券も入っています。
今回は公開株数自体が非常に多いので、一般的な小型IPOより個人投資家へ回る株数も多くなる可能性があります。
当たりやすさと初値上昇率は別です。公開株数が多いということは、当選機会が増える可能性がある一方で、それだけ上場日に市場へ出る株も多いということになります。
オリバーの業績|MBO後に利益はしっかり成長
業績を見ます。2022年は赤字でしたが、2023年以降は安定して利益を出しています。
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 |
|---|---|---|---|
| 2022年12月期 | 約221.2億円 | △約4.9億円 | △約1.2億円 |
| 2023年12月期 | 約249.8億円 | 約26.8億円 | 約20.6億円 |
| 2024年12月期 | 約331.0億円 | 約24.8億円 | 約14.1億円 |
| 2025年12月期 | 約350.0億円 | 約31.5億円 | 約20.7億円 |
| 2026年6月中間期 | 約186.4億円 | 約18.6億円 | 約12.1億円 |
2025年12月期は売上高350億円、経常利益31.5億円。2026年上期も売上高186.4億円、経常利益18.6億円です。
IFRSベースでは2025年12月期の営業利益が35.4億円、2026年上期が21.1億円となっています。
大きな成長株ではありませんが、「売上300億円台、営業利益30億円台を稼ぐ実業企業」として見るとかなり安定しています。
270~305円は安い?|PERは約11~12倍
2025年12月期のIFRSベース1株利益は、25.20円です。
想定仮条件でPERを計算すると、このようになります。
| 株価 | 2025年12月期EPSベースPER |
|---|---|
| 270円 | 約10.7倍 |
| 287.5円 | 約11.4倍 |
| 305円 | 約12.1倍 |
想定時価総額も、270円なら約270億円。305円なら約305億円。
2025年12月期の営業利益35.4億円、当期利益25.1億円を考えると、「大量売出を成立させるため、ある程度投資家が入りやすい価格へ抑えている」ように見えます。
もちろん、「PER12倍なら必ず安い」という話ではありません。
インテリア・内装企業なので、AIやSaaSのような高成長倍率が付く会社でもありません。
それでも今回のIPOで、「価格設定が大きなマイナス材料には見えない」というのが私の判断です。
配当性向70%方針は初値の下支えになるか
今回かなり特徴的なのが株主還元です。
会社は、「2026年12月期は配当性向70%を目安」とし、2027年12月期以降についても、「配当性向50%以上を目安に、配当金額の維持・増額へ努める」方針を示しています。
IPO直後からかなり積極的な株主還元方針です。
ただし、現時点ではここから具体的な配当利回りを断定するのは避けます。
2026年12月期の最終利益や1株利益が確定していないからです。
それでも、「利益は成長投資だけに回します。配当は当面ありません」というグロースIPOとは性格が違います。
東証スタンダードの黒字企業として、「利益 + 配当」を見る投資家が入りやすいことは初値・上場後株価の下支え材料になりそうです。
ロックアップは180日|価格解除なし
売出後に残る株式のロックアップはかなり重要です。
今回、売出人であるインテグラル系3ファンドだけでなく、インテグラル株式会社、大川和昌社長、その他の株主を含めた全株主83名に、上場後180日間のロックアップが設定されています。
そして目論見書には、公開価格1.5倍で解除のような価格条件は記載されていません。
これは需給面ではプラスです。大量売出IPOなので、上場直後にさらに既存株主の売りが出てきたらかなり厳しい。そこを180日間抑えている点は評価できます。
もちろん共同主幹事会社にはロックアップを解除できる裁量がありますが、通常の条件としては、「180日・価格解除なし」と見てよい案件です。
オリバーIPOのプラス材料
| プラス材料 | 内容 |
|---|---|
| 黒字企業 | 2025年IFRS営業利益35.4億円 |
| 2026年も利益成長 | 上期営業利益21.1億円 |
| 割高感が小さい | 想定PER約11~12倍 |
| 配当方針が積極的 | 2026年配当性向70%目安 |
| 継続顧客が多い | 売上の88% |
| 改装需要が大きい | 売上の60% |
| 市場分散 | オフィス・ホテル・医療・商業などへ展開 |
| ロックアップ | 全株主180日・価格解除条件なし |
派手なIPOではありませんが、「利益・価格・配当」というスタンダード市場らしい材料はかなり揃っています。
オリバーIPOのマイナス材料・注意点
| マイナス材料・注意点 | 内容 |
|---|---|
| 公募ゼロ | 会社への新規資金調達なし |
| 売出100% | 既存株主の持分売却が目的 |
| 公開規模が大きい | OA込み約215~243億円 |
| 公開株数が多い | 発行済株式数の約79.7% |
| 再上場IPO | 2021年MBOによる上場廃止からの再上場 |
| ファンド出口色 | 売出人はインテグラル系3ファンド |
| 成長テーマは弱め | 高成長テックIPOのような人気化は期待しにくい |
| MBO由来ののれん | 2025年12月期末IFRSで約83.5億円 |
MBOに伴って発生したのれんは、2025年12月期末時点でIFRSベース約83.5億円あります。
初値へ直接影響する材料ではありませんが、財務を見るうえでは把握しておきたい数字です。
公募割れリスクは「低~中程度」
公募割れリスクは、「低~中程度」と考えます。
| 公募割れリスクを下げる材料 | 公募割れリスクを上げる材料 |
|---|---|
| PER約11~12倍 | 売出のみのIPO |
| 黒字・利益成長 | 約200億円超の公開規模 |
| 積極的な配当方針 | 発行済株式の約8割を公開 |
| 180日ロックアップ | MBO後の再上場 |
| 価格解除条件なし | PEファンドの出口色 |
| 継続顧客88% | 初値を押し上げる派手なテーマは弱い |
売出規模だけなら、かなり警戒したいIPOです。
ただし、利益は出ている、価格は低め、配当方針もある、残存株には180日のロックアップが付いているという材料があります。
そのため、「大量売出だから即公募割れ」とまでは見ません。
むしろ仮条件・公開価格が現在のレンジに収まり、機関投資家の需要がしっかり入れば、公開価格前後から小幅上昇で始まる可能性が高いと考えています。
独身おじさんの最終判断
| 項目 | 判断 |
|---|---|
| 事業内容 | 家具から空間設計・内装まで手掛けるインテリア企業 |
| テーマ性 | インテリア、改装、ホテル、オフィス、インバウンド |
| 業績 | 安定黒字・利益成長 |
| 2025年IFRS営業利益 | 約35.4億円 |
| 想定仮条件 | 270円~305円 |
| 想定PER | 約10.7~12.1倍 |
| 公開規模 | 約215~243億円 |
| 公開比率 | 約79.7% |
| 需給 | かなり重い |
| ロックアップ | 全株主180日・価格解除なし |
| 株主還元 | 2026年12月期配当性向70%目安 |
| 初値予想中心 | 公開価格~330円前後 |
| 公募割れリスク | 低~中程度 |
| 参加方針 | 参加。ただし初値高騰は期待しない |
オリバー(619A)は、典型的な「夢を見るIPO」とはかなり違います。
新しい会社でもありません。公募もありません。2021年に一度上場廃止となり、今回再び市場へ戻ってきます。
しかも売出人はインテグラル系ファンドで、OA込みでは発行済株式数の約8割が市場へ出てきます。
初値だけ見れば、「かなり重いIPO」です。
その一方、売上350億円規模。営業利益35億円規模。PER約11~12倍。改装売上60%。継続顧客88%。2026年配当性向70%方針。全株主180日ロックアップ。価格を支える材料もかなり揃っています。
今回を一言でまとめるなら、「再上場・大量売出で初値は重い。でも価格と利益、配当方針には魅力あり。」です。
私は参加します。ただし、「IPOだから初値で大きく儲けたい」という期待ではありません。
公開価格近辺で始まっても不思議ではなく、上がったとしてもまずは小幅上昇を想定します。
100株なら3万円前後なので、余裕資金の範囲で淡々と申し込むイメージです。
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※本記事は2026年8月17日時点の公開情報および株式会社オリバーの2026年8月付株式売出届出目論見書をもとに作成しており、想定仮条件段階での評価を含みます。仮条件、売出価格、国内・海外販売株数、IPO市場の状況等によって内容や判断は変わる可能性があります。
※本記事の時価総額、吸収金額、PER、公開比率、初値レンジ等には、公開情報をもとにした筆者による試算・予想が含まれます。将来の株価や初値を保証するものではありません。
※本記事は特定の金融商品、IPOへの申込、株式購入または売買タイミングを推奨するものではありません。IPO投資には公募割れ、価格変動、流動性低下、上場後の急落等のリスクがあります。最新の目論見書、訂正目論見書、仮条件、売出価格、各証券会社の取扱条件等をご確認のうえ、ご自身の判断で行ってください。



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