独身おじさんのIPO日記、今回検討するのは「チャットプラス株式会社(598A)」です。
今回のチャットプラスIPOは、かなり分かりやすいテーマ株です。
AIチャットボット。SaaS。ストック型収益。生成AI。FAQシステム。DX。
人手不足。問い合わせ対応の自動化。業務効率化。
このあたりの言葉が並ぶと、IPO投資家としてはどうしても反応してしまいます。
しかも、単なる赤字AIベンチャーではありません。目論見書を見る限り、チャットプラスは黒字で利益も出ています。
2025年6月期は売上高1,021百万円、経常利益369百万円、当期純利益246百万円。
さらに2026年6月期第3四半期累計では、売上高912百万円、経常利益437百万円、四半期純利益286百万円です。
これは普通に強いです。AI関連IPOというと、「夢はあるけど赤字です」という案件もあります。
でもチャットプラスは、AI・SaaSというテーマ性に加えて、黒字成長という安心感があります。
ただし、IPOは「会社が良さそう」だけでは判断できません。
公募・売出のバランス。吸収金額。ロックアップ。業績の伸び方。ARRやアカウント数の推移。仮条件。公開価格。直前のIPO地合い。このあたりを見ないと、初値がどうなるかは分かりません。
今回は、チャットプラス(598A)IPOについて、申し込むべきか、初値期待はどの程度か、公募割れリスクはあるのか、どこから申し込むべきかを整理します。
なお、この記事は特定銘柄の購入を推奨するものではありません。IPOには公募割れ、初値形成後の株価下落、需給悪化、地合い悪化などのリスクがあります。最終判断は、目論見書、訂正目論見書、仮条件、公開価格、上場前後の市場環境を確認して行ってください。
チャットプラス(598A)IPOの結論
最初に、独身おじさんの結論から言います。
チャットプラス(598A)IPOは、「参加」で考えます。しかも、かなり前向きな参加です。
| 判断項目 | 評価 |
|---|---|
| 申込判断 | 参加 |
| 期待値 | A寄りのB+ |
| 初値妙味 | あり |
| 公募割れリスク | 低〜中 |
| 主幹事 | 丸三証券 |
| 想定価格 | 1,050円 |
| 想定必要資金 | 10.5万円 |
| FIRE目線 | IPO補助戦略として十分狙いたい案件 |
理由はシンプルです。AIテーマ。SaaS。ストック型収益。黒字成長。公募が売出を上回る。吸収金額が重すぎない。想定価格ベースのPERも見やすい。かなり条件がそろっています。
もちろん、絶対に初値が上がるという話ではありません。IPOは地合いに左右されます。AI関連は人気化しやすい一方で、期待が乗りすぎると上場後に売られることもあります。
それでも、仮条件前の段階では、チャットプラスIPOはかなり申し込みたい部類です。
前回見たネイス(589A)は、「参加。ただし売出の多さには注意」という距離感でした。
一方、今回のチャットプラスは、「参加。初値妙味もそこそこ期待」という評価です。
チャットプラスってどんな会社?
チャットプラス株式会社は、一言でいうと、「企業向けにAIチャットボットやFAQシステムを提供するSaaS企業」です。主なサービスは3つです。
| サービス名 | 内容 |
|---|---|
| ChatPlus | 企業の問い合わせ対応やWeb接客を支援するチャットボットシステム |
| AI AgentPlus | ChatPlusと生成AIを連携させ、登録データをもとに自然な回答を生成するAIチャットボット |
| FAQPlus | FAQ記事の作成、管理、改善をAIで支援するFAQシステム |
企業の問い合わせ対応は、かなり人手がかかります。
電話対応。メール対応。社内問い合わせ。Webサイトからの質問。商品説明。FAQ管理。顧客対応履歴の分析。
これを全部人間がやると、時間も人件費もかかります。
そこでチャットプラスは、チャットボットやAIを使って、問い合わせ対応の効率化、顧客対応の品質向上、Web接客、FAQ運用などを支援しています。
今の企業にとって、人手不足と業務効率化はかなり大きなテーマです。
電話対応を減らしたい。社内問い合わせを減らしたい。顧客対応を24時間化したい。FAQを整備したい。生成AIを使いたい。でも自社だけで作るのは難しい。
こういうニーズに対して、チャットプラスのサービスはかなり分かりやすいです。
IPOとして見ても、テーマ性は強いです。
AI。SaaS。DX。人手不足。業務効率化。ストック型収益。
個人投資家が好みやすい材料がそろっています。
チャットプラス(598A)IPOの基本情報
チャットプラス(598A)IPOの基本情報は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | チャットプラス株式会社 |
| 証券コード | 598A |
| 上場市場 | 東証グロース |
| 上場日 | 2026年7月15日 |
| 仮条件決定日 | 2026年6月25日 |
| ブックビルディング期間 | 2026年6月29日〜7月3日 |
| 発行価格決定日・抽選日 | 2026年7月6日 |
| 抽選結果 | 2026年7月6日18:00〜 |
| 購入意思表示期間 | 2026年7月7日〜7月9日12:00 |
| 申込単位 | 100株 |
| 想定発行価格 | 1,050円 |
| 想定必要資金 | 10.5万円 |
| 主幹事 | 丸三証券 |
想定価格は1,050円なので、100株なら約10.5万円です。資金負担は軽めです。
IPOでは、必要資金が軽い案件ほど個人投資家が参加しやすくなります。もちろん、それだけで初値が上がるわけではありませんが、申し込みやすさという意味ではプラスです。
今回の主幹事は「丸三証券」です。
IPOでは、まず主幹事からの申し込みが最優先です。割当株数が最も多くなる可能性が高いからです。
チャットプラスIPOの公募・売出・吸収金額
今回の公募・売出は以下のとおりです。
| 区分 | 株数 | 想定価格1,050円ベースの金額 |
|---|---|---|
| 公募 | 650,000株 | 約6.83億円 |
| 売出 | 500,000株 | 約5.25億円 |
| オーバーアロットメント | 172,500株 | 約1.81億円 |
| 合計 | 1,322,500株 | 約13.89億円 |
OA込みの吸収金額は、想定価格ベースで約13.9億円です。
東証グロースIPOとしては、軽量級とまでは言いませんが、重すぎる案件でもありません。
個人的に良いと思うのは、公募が650,000株で、売出が500,000株という点です。
公募が売出を上回っています。これは印象が良いです。
もちろん、売出があること自体は普通です。既存株主の一部売却はIPOではよくあります。
ただ、売出ばかりのIPOだと、「既存株主の出口感」が強く見えることがあります。
その点、チャットプラスは公募がしっかりあります。
しかも資金使途も研究開発、人材投資、販売促進に振られています。
これは、成長投資のストーリーとして見やすいです。
| 見方 | チャットプラスIPOの印象 |
|---|---|
| 吸収金額 | 約13.9億円で、グロースIPOとしては中小型 |
| 公募と売出の比率 | 公募650,000株、売出500,000株で、公募が多いのは好印象 |
| テーマ性 | AI・SaaS・DX・人手不足で強い |
| 需給 | 軽すぎないが、重すぎるほどではない |
| 公募割れリスク | 現時点では低めに見たいが、地合い次第 |
需給面では、かなり参加しやすいIPOだと思います。
資金使途は前向き
チャットプラスの資金使途は、かなり分かりやすいです。上場による手取金は、主に以下の3つに使う予定です。
| 資金使途 | 予定金額 | 内容 |
|---|---|---|
| 機能強化・機能追加開発・新技術の研究開発 | 307百万円 | AIによる自動化範囲の拡大、機能開発、生成AI等の研究開発 |
| 人材投資 | 225百万円 | 営業人材、開発人材、新卒・中途採用など |
| 販売促進活動 | 250百万円 | リスティング広告、コンテンツ制作、マス広告、ブランディング施策など |
これは良いですね。
IPOで調達したお金が、借入返済や既存株主の出口色ばかりに見えると、少し警戒したくなります。
でもチャットプラスは、「研究開発」、「人材採用」、「販売促進」に使う予定です。
AIチャットボットやFAQシステムは、機能改善のスピードがかなり重要です。
生成AI周りは競争も激しいので、研究開発と人材投資にお金を入れるのは自然です。
また、SaaS企業は認知度も重要です。いいサービスでも、企業に知られなければ導入されません。
販売促進やブランディングに資金を使うのも、成長ストーリーとしては納得感があります。
FIRE目線のIPO投資としては、ここは素直にプラス材料です。
主幹事・幹事証券
チャットプラスIPOの主幹事は丸三証券です。引受人としては、以下の証券会社が確認できます。
| 証券会社 | 申込方針・見方 |
|---|---|
| 丸三証券 | 主幹事。最優先で確認したい |
| SMBC日興証券 | 大手幹事。口座があれば確認候補 |
| 岡三証券 | 幹事。口座があれば確認候補 |
| 東海東京証券 | 幹事。IPO用口座として確認候補 |
| SBI証券 | ネット申込しやすく、落選でもIPOチャレンジポイント狙い |
| マネックス証券 | ネットIPO用の定番。確認候補 |
| 松井証券 | 補助口座として確認候補 |
| 楽天証券 | ネット申込候補。口座があれば確認 |
| 岩井コスモ証券 | IPO用口座として確認候補 |
| 極東証券 | 口座保有者向け |
| 東洋証券 | 口座保有者向け |
今回のIPOは、主幹事の丸三証券が最優先です。ただ、丸三証券を持っていない人も多いと思います。
その場合は、SBI証券、マネックス証券、松井証券、楽天証券など、普段使っているネット証券から申し込むのが現実的です。
今回の幹事には「マネックス証券」も入っています。マネックス証券は、ネットからIPOに申し込みやすく、IPO用の補助口座としても使いやすい証券会社の一つです。
▶ 主幹事だけでなく、IPO用の補助口座も用意したい方はマネックス証券を確認する
もちろん、証券口座を増やしすぎると管理が面倒になります。抽選結果の確認、購入意思表示、資金管理を忘れてしまっては意味がありません。
チャットプラスは「参加したいIPO」ですが、管理できないほど口座を広げる必要はありません。
主幹事を最優先にしつつ、手元で管理しやすいネット証券から申し込むくらいが現実的です。
▶ IPOを始めるなら証券会社はいくつ必要?|40代独身が現実的に使いたい4社 / FIRE計画の羅針盤
チャットプラスの業績はどうか
チャットプラスの業績は、かなり良いです。
売上高は、2024年6月期の749百万円から、2025年6月期には1,021百万円へ増加しています。
2026年6月期第3四半期累計でも912百万円まで来ています。利益面もかなり目立ちます。
| 決算期 | 売上高 | 経常利益 | 当期・四半期純利益 |
|---|---|---|---|
| 2021年12月期 | 386百万円 | 42百万円 | 24百万円 |
| 2022年12月期 | 507百万円 | 34百万円 | 26百万円 |
| 2023年6月期 | 310百万円 | 4百万円 | 6百万円 |
| 2024年6月期 | 749百万円 | 162百万円 | 105百万円 |
| 2025年6月期 | 1,021百万円 | 369百万円 | 246百万円 |
| 2026年6月期3Q累計 | 912百万円 | 437百万円 | 286百万円 |
これは、かなり見栄えが良いです。
2026年6月期第3四半期累計で、すでに前期の経常利益を上回っています。
もちろん、第3四半期累計を単純に通期換算してよいとは限りません。
広告費、人件費、研究開発費、上場関連費用などで通期の数字は変わります。
それでも、IPOとしてはかなり安心感があります。
「赤字AI企業ではなく、黒字成長のSaaS企業」、ここはチャットプラスIPOの大きな魅力です。
ARRとアカウント数の見方
チャットプラスを見るうえで、もう一つ大事なのが「ARR」です。
ARRは、Annual Recurring Revenueの略で、「年間経常収益」のようなイメージです。
SaaS企業を見るときによく使われる指標です。
チャットプラスのARR合計は、2024年6月期末の788百万円から、2025年6月期末には1,077百万円、2026年6月期第3四半期では1,198百万円まで伸びています。
| 時点 | ARR合計 |
|---|---|
| 2024年6月期4Q | 788百万円 |
| 2025年6月期4Q | 1,077百万円 |
| 2026年6月期3Q | 1,198百万円 |
これはプラス材料です。
一方で、「アカウント数」は少し注意して見る必要があります。
サービス別アカウント数の合計は、2025年6月期末の2,328件から、2026年6月期第3四半期には2,249件へ減っています。
| 時点 | アカウント数合計 | 平均ARPA |
|---|---|---|
| 2025年6月期4Q | 2,328件 | 463千円 |
| 2026年6月期3Q | 2,249件 | 532千円 |
ここは面白いところです。
単純にアカウント数だけ見ると、「少し減っているのでは?」となります。でも、平均ARPAは上がっています。
つまり、低単価アカウントが減る一方で、AI AgentPlusやFAQPlusなど、「単価の高いサービスが伸びている構図」と見られます。
これはSaaS企業として悪くありません。ただし、IPO投資家としては、こう見たいところです。
| 見方 | 評価 |
|---|---|
| ARRが伸びている | プラス。ストック収益の成長が見える |
| ARPAが上がっている | プラス。高単価化が進んでいる |
| アカウント数合計が減っている | 注意点。件数拡大ではなく単価上昇に依存していないか確認したい |
| AI AgentPlusが伸びている | プラス。生成AIテーマとつながる |
チャットプラスは、「アカウント数をただ増やす会社」というより、「高単価サービスへ移行しながらARRを伸ばす会社」と見た方がよさそうです。
これは良い面もあります。ただ、上場後にさらに成長するには、AI AgentPlusやFAQPlusの拡大がかなり重要になりそうです。
プラス材料
チャットプラスIPOのプラス材料は、かなり多いです。
| プラス材料 | 内容 |
|---|---|
| AI・生成AIテーマ | AI AgentPlus、FAQPlusなど、生成AI時代に合ったサービス展開 |
| SaaS・ストック型収益 | 2025年6月期の売上構成でストック型収益が中心 |
| 黒字成長 | 売上・利益ともに伸びており、赤字AI企業ではない |
| 公募が売出を上回る | 公募650,000株、売出500,000株で、成長投資色がある |
| 吸収金額が重すぎない | OA込み約13.9億円で、需給面は極端に重くない |
| 資金使途が前向き | 研究開発、人材投資、販売促進に充当予定 |
| 人手不足・DXの追い風 | 企業の問い合わせ対応効率化ニーズに合う |
個人的に一番良いと思うのは、「AIテーマなのに黒字」という点です。
AI関連IPOは、どうしても期待先行になりやすいです。
夢はある。市場も大きい。でも赤字が続いている。PERが見にくい。将来の成長に賭けるしかない。こういう案件もあります。
その点、チャットプラスは黒字です。しかも、2026年6月期第3四半期累計の利益はかなり強い。
これは初値を考えるうえで、大きな支えになると思います。
マイナス材料・注意点
もちろん、注意点もあります。
| マイナス材料・注意点 | 内容 |
|---|---|
| AI・SaaS市場は競争が激しい | 大手IT企業や他のSaaS企業との競争がある |
| アカウント数は直近でやや減少 | ARRは伸びているが、アカウント数の推移は確認したい |
| 上場後の成長期待が高まりやすい | 期待先行で初値が上がりすぎると、その後の反動もあり得る |
| システム障害・情報管理リスク | 企業向けSaaSなので、信頼性やセキュリティが重要 |
| 生成AI関連の制度・技術変化 | AI関連サービスは技術進化や規制の影響を受けやすい |
| 潜在株式の存在 | 将来的な希薄化要因になる可能性がある |
チャットプラスは、かなり良いIPOに見えます。
ただし、良い会社だからこそ、初値が高くなりすぎるリスクもあります。
IPOでよくあるのが、「良さそうだから人気化する → 初値が上がる → 上場後は利益確定売りに押される」という流れです。
特にAI関連は期待値が乗りやすいです。
初値売りなら問題になりにくいですが、「セカンダリーで追いかける場合は注意が必要」です。
また、アカウント数の減少は、少しだけ気になります。
もちろん、ARPA上昇とARR成長で十分カバーできているなら問題ありません。
ただ、今後も成長するには、高単価サービスの拡大と新規顧客獲得の両方が必要です。
想定価格ベースのバリュエーション
想定価格1,050円で見た場合、ざっくりしたバリュエーションも確認しておきます。
2025年6月期の1株当たり当期純利益は61.51円です。
想定価格1,050円で計算すると、PERは約17倍です。
| 指標 | 想定価格1,050円ベース |
|---|---|
| 2025年6月期EPS | 61.51円 |
| 想定PER | 約17.1倍 |
| 公募後株式数ベースの時価総額目安 | 約48.8億円 |
| OA分の第三者割当まで含めた時価総額目安 | 約50.6億円 |
これは、AI・SaaS・黒字成長IPOとしては、そこまで割高には見えません。
むしろ、2026年6月期第3四半期累計の利益進捗を考えると、かなり見やすい価格に感じます。
もちろん、仮条件がどうなるかで印象は変わります。
仮条件が強気に上振れした場合は、PERや初値妙味も変わります。
でも、想定価格1,050円ベースでは、参加しやすい印象です。
チャットプラスIPOの初値予想
チャットプラス(598A)IPOの初値期待は、個人的には「A寄りのB+」です。
かなり参加したい案件です。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| テーマ性 | A |
| 業績 | A |
| 収益モデル | A |
| 需給 | B+ |
| 成長性 | A |
| 公募売出バランス | B+ |
| 初値期待 | A寄りのB+ |
| 公募割れリスク | 低〜中 |
想定価格1,050円を前提にすると、初値イメージはざっくり以下です。
| 地合い | 初値イメージ |
|---|---|
| 弱い地合い | 1,100円〜1,250円前後 |
| 普通の地合い | 1,350円〜1,600円前後 |
| 良い地合い・AI人気化 | 1,700円〜2,000円前後 |
私の中心イメージは、「1,400円〜1,700円あたり」です。
つまり、「想定価格比で+30%〜+60%くらいを狙える可能性」はあると見ます。
もちろん、これは仮条件前のざっくり見立てです。
仮条件が上振れするか。公開価格がどこで決まるか。直前のIPO地合いがどうか。グロース市場が強いか。AI関連テーマに資金が来ているか。ここで変わります。
ただ、少なくとも「微妙だけど一応申し込む」というIPOではなく、「普通に申し込みたいIPO」です。
独身おじさんの結論
独身おじさんの結論です。チャットプラス(598A)IPOは、「参加」です。
しかも、「かなり前向きに参加」でいいと思います。
| 判断項目 | 結論 |
|---|---|
| 申込判断 | 参加 |
| 期待値 | A寄りのB+ |
| 初値妙味 | あり |
| 公募割れリスク | 低〜中 |
| 主な申込先 | 丸三証券を最優先 |
| FIRE目線 | IPO補助戦略として十分狙いたい案件 |
理由はシンプルです。
AIテーマ。SaaS。ストック型収益。黒字成長。公募が売出を上回る。吸収金額が重すぎない。想定価格ベースのPERも見やすい。これは、IPOとしてかなり条件が良いです。
もちろん、生活資金を削ってまで申し込む話ではありません。IPOは外れるのが基本です。
当たったらありがたい。外れても通常運転。公募割れしても生活に影響がない範囲で参加する。この距離感はいつも通りです。
ただ、チャットプラスは、今回のIPOの中ではかなり申し込みたい部類です。
ネイスが「参加。ただし売出の重さには注意」だったのに対して、チャットプラスは「参加。初値妙味もそこそこ期待」という評価です。
どこから申し込む?
今回の優先順位は、まず「丸三証券」です。主幹事なので、ここが最優先です。
そのうえで、口座を持っている証券会社から、管理できる範囲で追加申し込みを検討します。
| 証券会社 | 方針 |
|---|---|
| 丸三証券 | 主幹事なので最優先 |
| SBI証券 | ネット申込しやすく、IPOチャレンジポイント狙いにもなる |
| マネックス証券 | ネットIPO用の口座として確認 |
| 松井証券 | 補助口座として確認 |
| 楽天証券 | 口座があれば確認候補 |
| SMBC日興証券 | 口座があれば確認候補 |
| 岡三証券 | 口座があれば確認候補 |
| 東海東京証券 | 口座があれば確認候補 |
| 岩井コスモ証券 | IPO口座として確認候補 |
| 極東証券・東洋証券 | 口座保有者向け |
IPOは、申し込みを増やせば当選確率は上がります。ただし、管理できなければ意味がありません。
IPOは申し込むだけではなく、最後まで管理して初めて完了です。
▶ 主幹事だけでなく、IPO用の補助口座も用意したい方はマネックス証券を確認する
▶ 40代独身おじさんが選ぶ証券会社5選|IPO・NISA・iDeCo目的別に整理してみた / FIRE計画の羅針盤
・IPO用、NISA用、iDeCo用で証券口座をどう使い分けるか確認したい方はこちら。
まとめ
チャットプラス(598A)IPOは、かなり魅力のある案件です。
AIチャットボット。SaaS。FAQシステム。生成AI。人手不足。DX。業務効率化。ストック型収益。テーマ性は十分です。
業績も良いです。2025年6月期は売上高1,021百万円、経常利益369百万円、当期純利益246百万円。2026年6月期第3四半期累計でも売上高912百万円、経常利益437百万円、四半期純利益286百万円と、かなり利益が出ています。
公募650,000株、売出500,000株、OA172,500株。想定価格1,050円ベースのOA込み吸収金額は約13.9億円です。
グロースIPOとしては重すぎず、公募が売出を上回る点も好印象です。
注意点としては、AI・SaaS市場の競争が激しいこと、アカウント数が直近でやや減っていること、上場後に期待先行で買われすぎる可能性があること、潜在株式があることです。
それでも、総合的には「参加」でいいと思います。初値期待は、「A寄りのB+」。
想定価格1,050円ベースなら、中心イメージは「1,400円〜1,700円前後」。
地合いが良く、AI関連として人気化すれば、もう少し上もあり得ると思います。
今回のチャットプラスは、独身おじさんのIPO補助戦略として、かなり狙いたい案件です。
主幹事の丸三証券を最優先にしつつ、SBI証券、マネックス証券、松井証券、楽天証券など、管理できる範囲で申し込む。
当たればありがたい。外れても気にしない。公募割れしても生活が壊れない範囲で参加する。
このいつもの距離感を守りつつ、チャットプラス(598A)は前向きに申し込んでみたいIPOだと思います。
こちらの記事もあわせてどうぞ
▶ IPO投資は本当に安全?|独身中年男がリスクと現実を徹底解説 / FIRE計画の羅針盤
・IPO投資の公募割れリスクや、FIRE目線での位置づけを整理したい方に。
▶ IPOを始めるなら証券会社はいくつ必要?|40代独身が現実的に使いたい4社 / FIRE計画の羅針盤
・IPO抽選に参加する証券会社を整理したい方に。
▶ 40代独身おじさんが選ぶ証券会社5選|IPO・NISA・iDeCo目的別に整理してみた / FIRE計画の羅針盤
・IPO用、NISA用、iDeCo用で証券口座をどう使い分けるか確認したい方に。
▶ FIREを目指す独身おじさんの投資ロードマップ|NISAはいつ満額?IPOはいつ始める? / FIRE計画の羅針盤
・IPOを新NISAや生活防衛資金とどう並べるか考えたい方に。
▶ 楽天証券×楽天カード積立のメリット|40代独身おじさんの現実的な資産形成 / FIRE計画の羅針盤
・IPOだけでなく、新NISAの積立も並行して進めたい方に。
※本記事は、チャットプラス株式会社の目論見書等をもとに作成しています。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。


コメント