FIREを考えるとき、多くの人は資産額や生活費に意識が向きます。
しかし実際に会社を辞める段階になって初めて気づくのが、
社会保険の仕組みが大きく変わる
という点です。
会社員のあいだは、健康保険や厚生年金などの社会保険に加入しており、保険料は給与から自動的に引かれています。
しかも、保険料の一部は会社が負担してくれています。
そのため、
自分がどれくらい
社会保険に支えられているのか
を意識する機会はあまりありません。
ところがFIREして会社を辞めると、この仕組みから外れます。
つまり、社会保険の扱いは
会社員と同じではなくなる
のです。
今回は、FIRE後の社会保険がどう変わるのかを整理してみます。
会社員の社会保険の仕組み
会社員が加入している社会保険は、主に次の2つです。
・健康保険
・厚生年金
この2つは、いわゆる
社会保険制度
の中心です。
特徴は大きく2つあります。
1つ目は、
保険料が給与から天引きされる
2つ目は、
保険料の一部を会社が負担している
ことです。
つまり会社員は、制度上かなり守られた状態にあります。
FIREすると社会保険の扱いは変わる
会社を辞めると、原則として会社員向けの社会保険から外れます。
その結果、多くの場合は次の形になります。
健康保険 → 国民健康保険
厚生年金 → 国民年金
つまり、会社員の制度から
自営業者や無職の制度に移る
イメージです。
このとき大きく変わるのが、
保険料の負担構造
です。
会社員のときは会社が半分を負担していましたが、FIRE後はその仕組みがなくなります。
社会保険の変化は「固定費」に影響する
FIRE後の生活費を考えるとき、見落としやすいのが社会保険です。
生活費というと
・家賃
・食費
・通信費
・趣味
などが思い浮かびます。
しかし実際には
・住民税
・国民健康保険
・国民年金
といった制度上の支出もあります。
これらは、いわば
FIRE後の固定費
です。
▶ FIRE後の税金はいくら?住民税・国保・年金のリアル負担
▶ FIRE後の国民健康保険はいくら?独身40代のリアル試算
▶ FIRE後の住民税はいくら?無職になると税金はどうなる
こうした制度を含めて考えることで、FIRE後の生活費はより現実的に見えてきます。
社会保険は「理解しておく」だけで安心できる
社会保険は仕組みが少し複雑です。
そのため、退職してから慌てて調べる人も少なくありません。
しかしFIREを考えるなら、会社を辞める前に
・国民健康保険
・国民年金
・住民税
このあたりをざっくり理解しておくと安心です。
制度の仕組みが分かっていれば、FIRE後の固定費もかなり見通しやすくなります。
独身おじさんの結論
FIREを考えるとき、資産額ばかりが話題になります。
しかし実際の生活では、社会保険の扱いもかなり重要です。
会社員の社会保険は、会社が半分負担してくれるという大きなメリットがあります。
FIRE後はその仕組みがなくなるため、制度の変化を理解しておくことが大切です。
とはいえ、特別なことが起きるわけではありません。
会社員の制度から、国民健康保険や国民年金の制度に移るだけです。
独身おじさんのFIREは、勢いだけではなく
制度を理解したうえでの設計
が安心です。
税金や社会保険を含めて生活費を整理しておけば、FIRE後の暮らしもかなり現実的に見えてくると思います。



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