「FIRE(Financial Independence, Retire Early)」を目指している人にとって、
つい資産額ばかりに目が行きがちです。
しかし実際には、資産だけでFIREを実行すると
・生活費の想定が甘かった
・社会保険の負担が想像以上だった
・時間を持て余してしまった
といった理由で「FIRE失敗」と感じてしまう人も少なくありません。
そこでこの記事では、FIREを目指す独身おじさんが考える
FIRE前にやっておくべきこと10選
をまとめました。
これからFIREを目指す方は、ぜひチェックリストとして参考にしてみてください。
FIRE前にやっておくべきこと10選
FIREは単に仕事を辞めることではありません。
生活設計そのものを作り直すことでもあります。
以下の10項目を整理しておくことで、FIRE後の安心感は大きく変わります。
① 年間生活費を正確に把握する
FIREの基本は
生活費 × 25倍
という考え方です。
これは有名な「4%ルール」から導かれています。
例えば以下のようなイメージです。
年間生活費200万円 → 必要資産 約5,000万円
年間生活費250万円 → 必要資産 約6,250万円
年間生活費300万円 → 必要資産 約7,500万円
つまり
生活費が分からない状態では
FIREは設計できません
まずは
・家賃
・食費
・通信費
・保険
・趣味費
などを1年間ベースで整理しておきましょう。
② 社会保険と税金を理解する
FIRE後に意外と重いのが
・国民健康保険
・国民年金
・住民税
です。
会社員時代は会社が社会保険の半分を負担してくれていますが、
FIRE後は
全額自己負担
になります。
特に注意したいのが住民税です。
住民税は
前年所得に対して課税
されるため、FIRE初年度は思った以上に税金が高くなる可能性があります。
③ FIRE後の住まいを決めておく
意外と重要なのが
賃貸審査問題
です。
FIRE後に無職になると
・賃貸審査が厳しくなる
・引っ越しがしにくくなる
といった可能性があります。
そのため
・FIRE前に引っ越しておく
・長く住む場所を決めておく
などの準備をしておくと安心です。
④ 現金クッションを用意する
投資資産とは別に
生活防衛資金
を用意しておくことも重要です。
目安は
生活費 2 〜 3年分
です。
株式市場は必ず暴落します。
そのときに生活費を株売却で賄うと、資産を大きく減らしてしまう可能性があります。
現金クッションは
精神的な安心材料
にもなります。
⑤ FIRE後の収入源を考える
FIREは必ずしも完全無収入である必要はありません。
むしろ
・配当
・副業
・ブログ
・軽いアルバイト
などの
小さな収入源
がある方が安心です。
例えば
月3万円の収入があれば
年間36万円
になります。
これは
約900万円の資産
に相当します(4%ルール換算)。
⑥ 投資方針をシンプルにする
FIRE後は
投資判断ミス = 生活費
に直結します。
そのためFIRE後の投資は
・インデックス投資
・分散投資
・長期投資
など
シンプルな投資方針
を維持することが重要です。
複雑な投資はストレスの原因にもなります。
⑦ 健康を整えておく
FIREの最大の資産は
健康
です。
生活習慣が乱れると
・医療費
・生活の質
・精神状態
すべてに影響します。
特に
・運動習慣
・食生活
・睡眠
はFIRE前から整えておくことをおすすめします。
⑧ 人間関係を整えておく
FIREすると会社の人間関係は自然と減ります。
これはメリットでもありますが、同時に孤独につながる可能性もあります。
そのため
・趣味コミュニティ
・投資仲間
・地域活動
など
会社以外のつながり
を持っておくと安心です。
⑨ 暇対策を考える
FIRE後の大きな課題は
暇
です。
人は意外と暇に耐えられません。
おすすめは
・ブログ
・投資
・読書
・運動
・旅行
など
自分の時間を楽しめる趣味
を見つけておくことです。
⑩ FIREの目的を明確にする
最後に一番重要なのが
なぜFIREしたいのか
ということです。
・自由な時間が欲しい
・ストレスから解放されたい
・自分のペースで生きたい
理由は人それぞれですが
目的が曖昧だとFIREは続きません
FIREはゴールではなく
新しい人生のスタート
です。
独身おじさんのFIREまとめ
FIREは
資産だけでは不成立
生活・制度・精神すべてが整って初めて成立
します。
準備を整えれば、FIREは特別な人だけのものではありません。
これからFIREを目指す方の参考になれば嬉しいです。



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