今回、検討するIPOは「セイワホールディングス(523A)」です。
テーマは「製造業の事業承継M&A」。
後継者不足に悩む中小製造業をグループ化し、
経営支援によって企業価値の向上を図る持株会社です。
IPO界では珍しい?“夢より現実”のビジネスモデル
IPOというと、AI、バイオといった「将来の成長ストーリー」に期待する銘柄が目立ちますが、
セイワホールディングスの事業は非常に現実的。
日本国内の中小製造業では、経営者の高齢化と後継者不足による廃業リスクが深刻な社会問題となっています。
セイワホールディングスは、こうした企業をM&Aによってグループに迎え入れ、
独自の経営支援プラットフォームを通じて、業務効率化や収益改善を図ることで、
企業価値の向上を目指すビジネスモデルです。
IPOの世界で言えば、「夢」よりも「社会課題解決」に寄ったタイプの銘柄と言えそう。
堅実テーマはむしろ安心材料?
製造業の事業承継というテーマは、正直なところ“派手さ”はありません。
ただし、「国内に確実なニーズが存在する」、「人口減少社会でも需要が続く」、
「政策的な後押しが期待される」といった点を踏まえると、
長期的には安定した市場環境にあるとも考えられます。
IPO市場では、話題性の高いテーマ銘柄に資金が集中する一方で、
こうした堅実なビジネスモデルが見直される場面も少なくありません。
IPOの基本情報をざっくり確認
| 項 目 | 内 容 |
| 企業名 | 株式会社セイワホールディングス |
| 証券コード | 523A |
| 上場市場 | 東証グロース市場 |
| ブックビル期間 | 3/11 ~ 3/17 |
| 事業概要 | 製造業を中心とした中小企業の事業承継M&Aを推進し、 独自プラットフォームによる経営支援を行う持株会社 |
| 主幹事証券 | SBI証券 |
| 平幹事証券 | みずほ証券、大和証券、東海東京証券、楽天証券、マネックス証券、 松井証券 ほか |
先生に将来性を聞いてみた
先生(ChatGPT)に収益面・将来性について伺ってみると、
「事業承継を目的としたロールアップ型のビジネスモデルは、
継続的なM&Aの実行により規模拡大が期待できる点が魅力です。
一方で、買収後の統合(PMI)が成長の成否を左右するため、
経営支援体制の実効性が重要な評価ポイントとなります。
初値については、テーマ性よりも需給や地合いの影響を
受けやすいタイプの銘柄と言えるでしょう。」とのこと。
結局、申し込む?見送る?
社会課題解決型のビジネスとしては魅力的ですが、
初値高騰を狙うIPO投資として考えると、爆発力にはやや欠ける印象。
安定志向の案件としては悪くないけど、今年のIPOは初戦から2連敗の公募割れ…
チャレンジポイント狙いのSBI証券だけ、「消極的な申し込み」にしておきます。



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