今年6発目のIPOとして出てきたのが「ジェイファーマ(520A)」です。
今回のテーマは「創薬バイオ」。
“がん細胞の栄養の入り口を塞ぐ”というコンセプトの医薬品開発を行っている企業です。
創薬ベンチャーというIPO界の“夢枠”
「がん細胞の栄養を止めます」と言われたら、「すぐ止めてください」と万人が答えるはずです。
そんな夢のような話、ぜひとも実現して欲しい。応援したい。
IPOの世界は、大きく分けると「売上がある会社」と「夢がある会社」に分類されますが、ジェイファーマは後者です。
創薬ベンチャーという性質上、現時点での収益はなく、これから臨床試験を経て、新薬の承認を目指していく段階。
つまり、株価は「売上」ではなく、「治験の進捗」や「提携ニュース」といった、
イベントによって大きく動く可能性があります。
再生医療ニュースがバイオセクターに与える影響は?
ちょうどタイミングよく、医療分野ではビッグニュースも出てきました。
「厚生労働省が、iPS細胞を用いた再生医療製品について、
世界初の実用化に向けた製造販売を了承した」と報じられています。
もちろん、今回の承認はジェイファーマの事業と直接関係するものではありません。
ただ、創薬や再生医療といったバイオ領域全体への期待感の高まりにつながるニュースであることは間違いなさそうです
IPOの世界では、個別企業の業績だけでなく、こうした“業界全体の空気感”が、
初値形成に影響する場面も少なくありません。
バイオセクターへの資金流入が進むのか、あるいは個別銘柄に選別が入るのか。
このニュースをどう捉えるかによって、ジェイファーマIPOの印象も変わってくるのかもしれません。
IPOの基本情報をざっくり確認
| 項目 | 内容 |
| 企業名 | ジェイファーマ株式会社 |
| 証券コード | 520A |
| 上場市場 | 東証グロース市場 |
| ブックビル期間 | 3/6 ~ 3/12 |
| 事業概要 | LAT1(L型アミノ酸トランスポーター1)阻害剤を用いた創薬ベンチャー。 胆道がんや多発性硬化症などを対象に、新たな作用機序の医薬品開発を進める バイオ医薬品企業。 |
| 主幹事証券 | SBI証券 |
| 平幹事証券 | 大和証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券 ほか |
先生に将来性を聞いてみた
先生(ChatGPT)に収益面・将来性について伺ってみると、
「主力パイプラインは既に第3相臨床試験に進んでおり、
バイオベンチャーとしては開発が進んでいる点は評価できます。
一方で、製品の上市までは時間を要する可能性が高く、
IPO時点では収益が発生しない“イベントドリブン型”の銘柄です。
株価は業績よりも、治験進捗やライセンス契約といった外部材料に左右されやすく、
初値は地合いや投資家心理に大きく影響を受けるタイプといえるでしょう。」とのこと。
数字よりも夢が先行するのが創薬IPO。
バイオ銘柄は、良くも悪くも“空気”で動く場面も多い。
覚悟しておきなさい、ということですね、先生。
結局、申し込む?見送る?
将来のブロックバスターに期待して…というのは、悲観論者の独身おじさんには難しい。
「宝くじ枠」としての参加であれば、夢を見るのも悪くないかもしれないけど、
今回は「見送り」です。
資産形成の王道はコツコツ積立ですが、たまには夢も見たい。
そろそろ悩まず、全力申込必須のIPOが出てきて欲しいところです。



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